AURARICH

五十川CROWN

1/12新発売! BMW M2クーペは大人の遊び心をくすぐる正統派スポーツ?

1月12日より、BMW M2の受注が開始されたようです。

 

www.jp.autoblog.com

 

BMWの「Mモデル」とは、BMWが販売する通常モデルを、BMWの子会社でモータースポーツに特化したチューニングメーカー「M GmBH(通称M社)」がエンジンや足回りなど走行性能をメインに改造を施したスペシャルモデルです。BMWの公式ラインナップでは、各シリーズの最高級グレードに位置します。

BMWの「Bモデル」「Wモデル」は無いので注意してください。

BMWの商品は全般的に高級スポーツサルーンですが、Mの名を冠するグレードはスーパーカーに近い性能を有しています。

 

 

現行の2シリーズに、もっとも動力性能が優れたモデルが追加され、予約が開始されました。いま注文すれば今年の6月頃には手元に届くみたいですよ。

 

 

今回新しく登場した新型「M2」は、昨年10月に北米国際モーターショーにて発表され、北米のBWW公式サイトには情報が公開されていたのですが、日本語サイトには今まで掲載されていませんでした。国内での販売は無いのかな、と思っていたのですが、ちゃんと発売されるみたいですね。

 

BMWには最近まで偶数のシリーズは「6」だけだったのですが「セダンは奇数,クーペには偶数の車名を与える」と決定してからは、1シリーズクーペ→2シリーズ, 3シリーズクーペ→4シリーズ という風に新たに偶数シリーズが追加されました。セダンは1→3→5, クーペは2→4→6 と数字が大きくなるにつれ、クルマの大きさも上がり、高級度も増すようなラインナップになっています。

各シリーズにはエンジンの性能や装備によってグレードが設定されていて、ニーズに応じた車選びが可能となっています。「M2」とは、「2シリーズ」の内で最も高級なモデルです。

 

 

2シリーズには現段階で「M235i」というグレードがあって、エンジンはM2と同じ3000ccのツインターボのモデルが既に販売されていますが、M2は更にチューニングを徹底し、M235iよりも馬力が約50PSも向上しています。

また、値段は150万円ほどアップしています笑。

 

僕は今までBMWのMモデルは、E92(旧型)のM3, F80(現行型)のM3セダン,M4クーペしか試乗したことがなく、新たに登場したM2がどれほどのポテンシャルを秘めているのかとても興味があります。カタログによるとパワーウェイトレシオ(車重÷馬力)は4.27kg/psでスポーツカー的には理想的な値で、0-100km/h加速は4.3秒(欧州仕様車)でこなすようです。

 

 

いま、手元に800万円あって、大人のスポーツカーを探している人には、BMW M2は間違いなくオススメできます。なぜならば、M2の体格は、日本の道路事情に適しているからです。かつて絶賛されたBMW M3をはじめとするヨーロッパ製スポーツカーは軒並み大型化をかさね、今や高速度域でのみ真価を問われる「グランドツアラー」になってしまいました。加速性能や上質なインテリアなどの居住性、所有する事によるステータス性は申し分無いのですが、ワインディングロードではサイズや車重が仇となり爽快感が得られにいと感じます。

 

 

BMW M2は、そのかつての欧州ピュアスポーツの魂を受け継いだともいえるサイズ設定で、気軽に非日常性を体感できるワインディングロードはもちろん、市街地や駐車場でもストレスを感じることはありません。そして高速道路では胸の空く加速と極上のシルキーシックス・サウンドを味わうこともでき、ロングドライブも楽しく演出できます。

また少々小ぶりなサイズと洗練されたデザインは「カワイイ」印象を抱くこと間違いなし、ドライブデートも卒なくこなすスマートな一台です。