AURARICH

五十川CROWN

テトラ LEDミニライト改造

水槽照明(テトラ LEDミニライト)が
どうしても子供だましにしか見えなくて
無理やり改造してみました。

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元々砲弾型LEDが18灯も付いているのに
消費電力1.4Wと省エネで申し分無いのですが
水草を育成する目的には使えないようです(当然)

CO2添加キットを追加したけど水草に気泡が
全然付かず光合成が上手く行っていないみたい。

 

水草の育成には光の他に水質など多くの要素がちょうど良い具合に揃わないといけないので、少しの水替えで水中の物質の割合が大きく変化してしまうような横幅が18cmしかない水槽は適していません。

僕は知らずに買ってしまったのでこのままやりますww
 

照明の改造ですが、ケースとアームとスイッチを流用しただけで

純正のLEDは全部リストラして大出力のチップLEDに変更しました。

部品店でユニバーサ ル基板とカーボン抵抗を購入し、基板に部品をハンダ付けするだけです。

そもそもユニバーサル基板はチップLEDの実装に全く適していないので、にわかハンダ付け師の僕の作業で綺麗に出来上がる訳がありません笑。

 

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(完成後の様子。余りにもひどすぎて掲載を躊躇いました..)

 

使用するLEDは名門ADAの水草育成が可能な『アクアスカイ』に用いられている素子と同程度の色温度とスペクトルを発する製品です。アクアスカイは数万円の商品ですが、LEDだけ買うと1000円ちょっとです笑。

 

チップLEDのハンダ付けは難しく、1個60円のLED(サムスン5630)を5個破壊してしまいました。原因は熱だと思います笑。LEDはネットで取り寄せたのですが、電子工作する時は部品を少し多めに買ったほうが懸命ですね。

 

改造した、というより壊したと言う表現が当てはまる結果となりました笑。

 

純正の青LEDがなくなったので幻想的な色合いから自然な色に近くなりました。

ADAのアクアスカイにも言えることですが、白LEDは基本的に赤色の波長が

苦手で、光量次第では水草育成は可能ですが、最適ではありません。

やはり光合成に適した紫外線を多く発する蛍光灯、さらには

150W程度のメタルハライドランプに比べると効果は劣ります。

 

撮影した時はまだソイルの泥で全体的に濁っていたのですが、

日々の水替えで現在は透明な水に落ち着いています。

しばらく使用していると、改造前には見られなかった気泡が

アマゾンソードの葉にたくさん発生していました。

キューバパールグラスはまだ元気がないので今後の課題です。